リモートワークのオススメ環境、効率を下げずに働きやすい環境を自宅に構築
みなさんこんにちは、WEBマーケティングアドバイザー、WEBマーケティングの講師をしている木村です。
みなさんは現在リモートワーク(在宅勤務)していますか?
新型コロナウイルスの影響もあり働き方改革が急激に進んでいるなか、リモートの働き方ってどんなものなのか。
リモートで働いて効率が下がらないか心配だ、という方は多いと思います。
今週から私が勤めている企業もリモートワークを導入することになりましたが、
- 実際にリモートでチームを束ね仕事を回している
- YoutubeやセミナーなどでWEBの講師として活動している
という観点から、自宅でも作業効率を下げずに仕事が出来るようになる環境構築のコツを紹介します。
この記事を読めば、リモートワークに必要なもの、効率を下げずにリモートワークするためのアイテムについて理解することができるよう、効率厨の僕からお伝えします(笑)。
リモートワークとは
みなさん既にご存知だとは思いますが、まだまだ在宅で仕事をしておらずイメージが湧かないという人もいると思います。
まずはリモートワークって何なの?というところからお話します。
すごく簡単に言うと「家で会社の仕事をすること」です。
営業さんなどは会社に出社して客先にでかけて仕事を取ってくる、ということが普通だったでしょうから、こうした働き方に戸惑っていたり。
結局リモートに馴染めずに会社に出社する、なんてこともあるかもしれませんね(笑)。
だからこそ、リモートワークについてどんなものかイメージをしつつ、具体的に必要なものを紹介します。
僕はWEB業界にいますが、WEB業界の営業さんはリモートで営業もしているため、他業界にも横流しして活用できますよ。
リモートワークをしてみた感想
リモートワークをやってみた感想としては、「様々な時間のロス」がなくなり、人付き合いのストレスから開放されました。
とは言え僕のお仕事はクライアント様ありきなので、人付き合いに元々ストレスは感じていませんが(笑)、社内の人間関係で面倒くさい壁を感じたりすることは圧倒的に少なくなり、精神衛生上良いと感じました。
当たり前ですが仕事って同じオフィスに別々の価値観を持つ人達が集まるので、たまには衝突したり、たまには「あの人苦手だな」ということもありますよね。
そうした日々の人間関係(しかもあまり生産性に関わらないもの)の負荷が減り、自分のペースでお仕事できるのは良いことだと思います。
好きな飲物を飲みながら仕事が出来るし、正直、捗りますね。
リモートワークのメリット
リモートで働いて感じたメリットは、
- 自分のペースで仕事ができること
- 好きな音楽を流せること
- 精神的な負荷が減ったこと
- 時間の効率化が実現したこと
- 浮いた時間で別のことにチャレンジできること
- パーソナルな一面が見え親近感が湧く
- 好きな飲み物が飲める
上記7つはリモートしてみて良かったな、と感じた点です。
会社勤めだったら、普通BGMをガンガン流していたら怒られますよね。大好きなメタルを音量上げて聴くなんてできません(笑)。
それと比べてリモートは自分の好きな音楽を流しながら、自分のペースで、邪魔されずに仕事が出来る。
更には通勤時間や「あくまで不要な」コミュニケーション削減により時間が浮くので、スキルアップに時間が使えることは良い点でした。
メリットの最後に1つ加えると、先日WEBで商談をしたツール会社の女性営業さんがリモートワーク中で、これでもかというぐらいの部屋着で商談を受けました(笑)。
普通のビジネスシーンだったらあり得ないことですが、逆に相手のパーソナルな一面が開示されることで、親近感が湧くので「これは大きなメリットだな」と僕は感じました。僕が経営者なら、営業マンはリモートにするでしょうね。
リモートワークのデメリット
リモートで働くのは良いことだけではありません、ここは要改善だなぁ~と感じた点を挙げます。
- 組織がリモートワークに付いてきていない気がする
- 必要な対面コミュニケーションまで奪う
- ツール活用が出来なければ仕事が出来ない
- 効率が丸わかりになる
- 一日中仕事をしてしまう
デメリットとして感じた点は以上です。
特に、必要な対面コミュニケーションまで奪われてしまったことは、チームをまとめる立場からすると宜しくない。適応が必要だなと感じました。
例えばチームが横並びで仕事していて、ちょっとした雑談から情報を共有し合う、なんてことはどの会社でも良くあることだと思いますが、その「気軽な情報共有」が遠くなりました。
ちなみに上記の中で一番心配なデメリットは「一日中仕事をしてしまう」ことですね。。。
僕はどちらかと言うと「今日はここまで!あとは明日!」と割り切るタイプなのですが、チーム内の真面目な部下の子は止め時が解らなくなってしまわないか、とても心配です。
チームを束ねる立場の方は、リモートに入ったらそうした子達のケアが必要になりますね。それに一日中家にいることになるので、運動不足にならないか不安です。
リモートワークを効率化するオススメアイテム
続いて、リモートワークを効率化するためにオススメしたいアイテムについて紹介します。
結構みなさん同じことを考えているみたいで、一部の商品は売り切れや品薄が出始めています。
なるべく早めに確保する方が良いと思います。
- ディスプレイ
- イス
- キーボード、マウス
- オーディオインターフェース、マイク
- 個人契約できるツール類
上記の5つが、効率厨の僕が作業を効率化するために買い揃えた環境、アイテムです。
それぞれ「なぜ」「何を」「どのように」を以下に解説していきます。
トリプルディスプレイで作業効率が大幅アップ
僕は元々Youtubeチャンネル、恋愛・婚活メディアを運営したりしているため、作業効率には拘っています。
昔からSteamでパソコンゲームをやっていてゲーミングPCという一般のパソコンよりもやや性能(処理速度)が高いパソコンを使っていましたので、これを機に念願のトリプルディスプレイにしてみました。
結果、もっと早くやっておけば良かった!!というぐらい効率アップに繋がりました。中でも僕のオススメは画面の枠、フレーム領域が少ないタイプのものです。
マウスの移動時に違和感が少ないため、フレーム領域が少ないタイプは多くの人に人気だし、僕個人的にもオススメですね。
具体的に言うと、WEBの仕事は分析ツールを開きながらサイトも見て、エクセルも開いて記入して、みたいに沢山のツールを跨いで使います。
そんな作業をしていると「ディスプレイが後1枚あれば!!!!」ともどかしくなることも多かったんですが、トリプルディスプレイにしたことでそれが一気に解消した、という感じです。
トリプルでなくてもデュアル(モニター2台)にすれば、だいぶ作業効率は上がりますよ。リモートワークの基本だと言っても良いぐらいです。
僕はモニターアームをテーブルに付けて、極力作業スペースを確保しました。それぞれオススメを以下に貼っておきます。
めちゃくちゃストレスなく使えていて、効率的です。ぜひ試してみて下さい。
長時間座るから重要視したいイス
普段会社で仕事をしている時は全然意識していないけれど、家で仕事をするとめちゃくちゃ気になるのが「イス」です。
リモートワークではイスが結構重要なポジションにいると僕は思います。
理由は長時間座るから。
安いものを買ってしまうと、すぐにヘタって使えなくなります。
僕は座椅子スタイルが一番集中できるので、座椅子を購入。ポケットコイルだと座面のヘタリが少ないため、ちょっと奮発してポケットコイル仕様にしました。
リモートワークに入るずっと前から使っているので、すでに4年ぐらいは座っているものですが、ヘタリが少ないためコスパ抜群だなと思っています。
|
みなさんにお伝えしたいポイントですが、「自分はどっちが集中しやすいか」でイス選びは考えた方が良いですよ。
座椅子スタイルが集中しやすい人がオフィスチェアにすると、何となく居心地が悪くて作業効率が落ちます。どっちも集中できないなら、もうスタンディングでいきましょう!笑
ストレスなく使えるキーボード、マウスを選ぶこと
みなさん、キーボードやマウスなんて何を選んでも作業効率は落ちないよ、と思っていますか??
もしそうお考えなら、あまりキーボードやマウスを使いこなせていないかも知れませんよ。
文字を入力する、パソコンで操作をする、どちらもキーボードかマウスを使いますよね。この2つのアイテムって何でも良いように感じがちなんですが、パソコンを操作するうえで必須のアイテムだから、拘った方が良いです。匠ほど言うじゃないですか、「基本が大事」って。僕はパソコンの基本は、PCの性能・キーボード・マウスだと思っています。
僕は電気を消して作業した方が捗るという変わった人なので(苦笑)、キーボードは光るタイプで、キーを押し込む際の負荷が少ない「パンタグラフ方式」を長年愛用しています。
もうこのタイプのやつじゃないと使いたくないですし、本当に作業が捗らなくなります。
マウスも素早く正確な操作が出来た方が作業が早くなります。なので、数十個ぐらいのマウスを試した結果、ブラウザの「戻る」「進む」の操作が手元で出来るマウスを使っています。
ストレスなく作業できるキーボードとマウスを選んで得られる効果って、本当にちょっとした、0.5秒とか1秒とかそんな世界なんですが、その作業が塵も積もれば10分になり、100分になるので気を使っています。
WEB会議をするならオーディオインターフェース、マイクも重要
リモートワークで作業する方は必ずといって良いほど、Zoomやチャットワーク、Slack、ハングアウトなどを使って社内・社外とやり取りすると思います。
そうなるとパソコンのイヤホン、マイクを使いますよね。ですがパソコン内臓のイヤホンやマイクってショボいので、音がハウリングして使い物にならなかったり、イヤホンの音が聞こえづらいことも起こりえます。
これを解決するのがオーディオインターフェースとマイクです。
僕は高校時代から10年ほどバンドを組んだり、ソロで曲を作ったりしていました(完全に自慢ですが、ドイツの有名なフェエスティバルからお声がかかったこともありますw)ので、オーディオインターフェースとマイクの重要性は人一倍解っています。
ZoomなどのWEB会議ツールを使うと、いちいちそのたびにイヤホンを取り付けて、音量を調整したりしなければいけませんが、オーディオインターフェースとマイクをパソコンに繋げておけば、必要な時にサッと応答できます。
マイクは選ぶものによって集音性が高くて環境音を拾ってしまったりもしますので、以下にオススメのインターフェースとマイクを載せておきます。
■オーディオインターフェースを選ぶならRoland社が音質も良く、長持ちでコスパ最強
■無駄な生活音を拾い難いマイク
■離れていても音を拾うマイク
私はYoutubeチャンネルでも下記を使っているので、自信を持って性能の良さと使い勝手はオススメできます。
更に効率を上げるなら、個人で使えるツールを導入する
こんなに早く働き方改革が動くとは思っていませんでしたが、僕は将来的に多くの人々がこのような、リモートワークでの働き方にシフトしていくと考えていました。
というのも以前流行った「ワークシフト」や「ライフシフト」という書籍を読んで、「確かに今後、稼げる個人はリモートワークを選ぶだろうな」と思っていたからです。
上記の書籍の中でも、バリバリ仕事がこなせる人ほど、個人でツールを契約してAIにタスクを補佐してもらったりすることになるだろう、と語られていましたが、効率化の意識を持つなら使えそうなツールは個人契約して使ってみても良いと思います。
リモートの良さってまさにそこで、会社だったら面倒な稟議を通さなくてはならなかったことも、自分の裁量で効率化を図れるんです。これは素敵なことですよね。
浮いた時間を自分のスキルアップに使えば、企業も、みなさん自身もwin-winです。
自作のプログラム以外で僕が良く使っているのは、「clibor」という無料のツールです。
定型文など何度も使う文章を記憶させておき、必要な時に手軽に呼び出すツールですが、良く使う文章を入れておいたり、WEBで使うタグというコードを入れておいたりしています。
ちょっとしたことですが、こうすることで思考力を低下を抑えつつスピード感を持った作業が出来ます。
さいごに
以上、今回は効率厨の僕がリモートワークをするなら「このアイテムだけは押さえておいた方が良い」というものをお伝え、解説しました。
世の中では「コロナ離婚」と言って、旦那さんが在宅勤務になったものの家での作業が捗らず、家族が不仲になるということも起きているそうです。
これまでは会社が整えてくれていた「働きやすい環境」は、これからはみなさん自身が構築する必要があります。
この記事がそうした人の役に立てば幸いです!